雑談
細いアイデアを肉付けする
脚本の始まりは、頭の中で浮かんだ小さなアイデアである。その小さなアイデアをきっかけにさまざまなシーンの妄想が始まると、「このアイデアで脚本を書いてみたい」という気持ちが湧いてくる。しかし、そこからが最初の難関だ。頭の中の […]
困難を抱える主人公を作る
ドラマの主人公には目的と障害物を与えろと、脚本の教科書にはよく書かれている。たしかに、目的と障害物がはっきりと分かるドラマや映画は面白い。「バック・トゥ・ザ・フューチャー」などは目的を与えられて障害を乗り越えての連続だ。 […]
個性ある登場人物を書くために
登場人物のキャラクターづくりはいつも苦労する。個性をつくるということは簡単そうで難しい。 脚本を構想する時、主要な登場人物についてはできるだけ生い立ちからのプロフィールを作ってみる。生まれてから劇中での年齢に達するまでに […]
脚本家と演出家の違い
脚本家は、劇の演出にどこまで関わっていいのだろう。実は、私はその線引きがいまだにはっきりと分かっていない。普段書くことが多いのは朗読劇だ。脚本を書く最中、当然のことだが、私は舞台上で演じる役者の姿をイメージしながら書いて […]
喜劇を書くって難しい
物語の中に笑いの要素を加えるのが難しい。人を笑わせるって、どうすればいいのだろう。どんなときに人は笑うのだろう。 戦争に関わる劇脚本をよく書くせいか、笑わせる場面はあまり書く機会がなかった。しかしある年、やはり戦争につい […]
戦争劇の取材をする難しさ
戦争劇の取材について 戦争を題材とした劇脚本を、もう10年以上にわたって毎年書いている。なぜ戦争の劇を書き続けているかというと、脚本を提供している劇団の夏の公演のテーマが太平洋戦争について考えることだからということがもと […]
脚本はかならず音読して推敲する
私は、自分で書いた脚本はかならず音読してみることにしている。本を書くときはパソコンに向かって黙々とキーを叩いている。台詞を声に出しながら書くということはない。もともとしゃべるのが得意ではない私はそれが普通だと思っているが […]
朗読劇ってなんだろう
朗読劇ってなんだろう。「朗読」と「朗読劇」は違う物なのか。一般的な「演劇」と何が違うのだろう。 私がこれまでに提供してきた脚本は、すべて朗読劇というスタイルで上演されてきた。ただその劇の呼び方は「朗読劇」「放送劇」「リー […]
演出家ってすごいなと思った話
「脚本は設計書であり、それ自体は作品ではない」そういう言葉が、脚本の教科書にはよく書かれている。本当にそのとおりだと思ったのは、「平成七福亭物語」という作品に携わったときのことだ。 私はこの脚本を朗読劇として上演する想定 […]